Quantcast
Channel: Node.jsタグが付けられた新着記事 - Qiita
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8875

QualityForward APIを使ってテストスイートを作成する際の注意点

$
0
0

QualityForwardはクラウドベースのテスト管理サービスです。APIを公開しており、テスト管理に関するデータのCRUD操作ができるようになっています。テストケースであったり、それらをまとめたテストスイートなどを作成できます。

今回、APIを使うためのSDKを開発していてハマったポイントについて、メモしておきます。

テストスイートが表示されない

テストスイートは次のAPI操作で作成できます。

POST /api/v2/test_suites.json

そして、作成はできるのですが、なぜか一覧には出ません。Node.js SDKで書くと、次のようなコードです。

constcount=testSuites.length;consttestSuite:TestSuite=client.TestSuite();testSuite.name='APIから作成したテストスイート';testSuite.project_id=748;testSuite.label_category1='機能カテゴリ';testSuite.use_category1=true;testSuite.label_content1='環境';testSuite.use_content1=true;testSuite.coverage_panel_column=null;awaittestSuite.save();

Web上での操作を真似る

そこでWeb上の管理画面での操作を見てみたところ、テストスイートを作成すると同時にテストスイートバージョンが作成されていることが分かりました。テストスイートバージョンはテストスイートをバージョン管理し、同じテストケースを繰り返しテストするための仕組みです。

つまりテストスイートを作成しただけでは十分ではなく、同時にテストスイートバージョンも作成する必要がありました。コードとしては、下記を追加します。

// テストスイートバージョンの作成consttsv=testSuite.version();tsv.name='バージョン1';// テストスイートにセットtestSuite.setVersion(tsv);// そしてテストスイートを保存awaittestSuite.save();

こうしてあげることで、テストスイート一覧にAPIから作成したテストスイートが表示されるようになりました。

Screenshot_ 2020-01-22 16.09.08.png

まとめ

APIドキュメントには、まだアンドキュメントな部分が多く、手探りが必要な部分が多々あります。SDKは現在、Node.js / Python / Ruby / Google Apps Script版を開発しています。SDKから利用することで、なるべくアンドキュメントなところをエラーで返すようにしていきますので、ぜひご利用ください。

QualityForward


Viewing all articles
Browse latest Browse all 8875

Trending Articles