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Channel: Node.jsタグが付けられた新着記事 - Qiita
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とりあえずnode.jsでES6記法(importなど)を使ってみたい時

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概要

とりあえずnode.jsを勉強してみようと思いコードを書き始めました。
その中でimportを使おうと思ったのですがエラーとなってしまいました。

babelなどを使わないといけないのかと思い、いろいろ調べていたのですが実際には簡単にできます。
試しにnode.jsを書いてみたいという場合に便利です。

どうやるのか

方法1

  1. jsファイルの拡張子を、.jsから.mjsに変更
  2. --experimental-modulesオプションを付けて実行する
node --experimental-modules index.mjs

これだけでES6記法でnode.jsで書いたjsファイルを実行することができます。

https://nodejs.org/api/cli.html#cli_experimental_modules

方法2

  1. esmというモジュールをインストールします
yarn add esm

2. 次のように実行します

node -r esm index.js

これで実行できます。

esmの別の実行方法

なおこのesmというモジュールは、esmモジュールのコマンドを使ってプロジェクトを作成するやり方もあります。

yarn create esm

を実行することで、プロジェクトが作成されます。
そのプロジェクトディレクトリの中にmain.jsというjsファイルができ、その中に実際にコードを書いていきます。

そして実行はそのプロジェクトディレクトリの中で普通に

node index.js

とすればES6の記法で実行できます。

とりあえずES6記法を使いたいという場合は、このプロジェクトをいちいち作るという方法はめんどうかもしれませんので、そのような場合は、上で書いたnode -r esmが簡単です。

https://www.npmjs.com/package/esm

※ちなみに yarn の -r オプションは、「require」の意味です。

まとめ

調べてみたら意外に簡単にES6記法を試すことはできるようです。
ただ、node.js自体で用意されている--experimental-modulesは、その名称からもわかるように、「experimental(試験的)」なので、実際にしっかりと作り込んでいく場合は、babel などを使っていく必要があるのかもしれません。


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