iPad miniでNode.js実行環境を構築できたので、まとめてみました。
この記事でできること
- iPadでNode.jsをローカル実行する。
- iPadからGitHub上のリポジトリに対してpush / pullする。
注意事項
これから紹介するNode.js実行アプリは、エミュレータであり、
本家Node.js / npmの一部しかサポートしていないので、
PCでできることがそのままできたりはしないことに注意してください。
筆者のハードウェア環境
Node.js実行環境の構築手順
アプリをインストールする
play.js - JavaScript IDE
Node.js実行アプリ。npmやnodeを実行できますが、あくまでエミュレータ。
PCみたいにnpmやnodeを自由に実行する事はできません。
しかし、expressとReactでWebアプリを作成して実行できたりしますので、
かなり遊べます。
Working Copy - Git client
Gitクライアント。簡単な手順でGitHubにSSH接続できたりします。
pushを行うには、課金してProにグレードアップする必要があるものの、
play.jsのGit機能でpushできますので、課金する必要はありません。
GitHubにリポジトリを作成する
先にブラウザで、GitHubに空のリポジトリを作成した方が簡単です。
Working Copyでリポジトリをcloneする
Working Copyを起動して、作成したリポジトリをcloneします。
接続はSSHで行いますが、アプリが自動でキーを作成・登録してくれます。
iOSアプリ「ファイル」でWorking Copyを閲覧可能にする
iOSアプリ「ファイル」を起動して、
左ペインの上にあるミートボール(…)アイコンをタップして、「編集」を選択します。
Working Copyの項目がありますので、スイッチをオンにしてください。
play.jsでプロジェクトを作成する
play.jsを起動して、新規プロジェクトを作成します。
Name、Typeを入力して、Directoryは "Select directory" を選択します。
表示されたダイアログに、先ほど閲覧可能にしたWorking Copyがありますので、
その中からリポジトリを選択します。
後はplay.jsでプログラミングをするだけです。
.gitignoreを作成してnode_modulesを含めることを忘れずに。
なお、Gitの操作は、基本的にplay.jsで行います。
Working Copyでpushを行うには課金が必要ですが、
play.jsからpushできますので、課金しなくても大丈夫です。
サンプルの紹介
Satomaru/mosaic-tile
これは、私が習作としてパクっ作ってみたパズルゲームです。
プログラミングを参考にされるのは恥ずかしいので、
play.jsの使い方を参考にする程度に見て、いじめないでください……。