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Node.jsを勉強する⑥ - コマンドライン引数の受け取り

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はじめに

前回はJSONファイルの書き込みと読み込みについてまとめました。
今回は、コマンドライン入力した引数をjsファイル上で受け取って使う方法を記事にします。

教材

Udemy
The Complete Node.js Developer Course (3rd Edition)
https://www.udemy.com/course/the-complete-nodejs-developer-course-2/

引数配列の受け取り

まずは、app.jsという名前のファイルを作成します。コマンドラインから引数を受け取るには"process"を使います。
processだけでも作動しますが、入力した以外の膨大なデータを受け取っているので、"argv"を用いて、引数だけに、表示範囲を狭めます。
argvはargument vector(引数の配列)を意味します。今回はconsoleに出力します。

app.js
console.log(process.argv)

ターミナルでファイルを実行します。今回は"hello"と引数を入力しました。

ターミナル
node app.js hello

実行結果は以下の通りです。

ターミナル
[
  'C:\\Program Files\\nodejs\\node.exe',
  'C:\\Users\\admin\\Desktop\\node development\\test-app\\app.js',
  'hello'
]

1つ目の要素は、使っているパソコンの中で実行可能なNode.jsへのパス
2つ目の要素は、実行したjsファイルまでのパス
3つ目の要素が、入力した引数になります。

1つ目と2つ目は引数の値にかかわらず、同じものが表示されます。

配列の要素番号を指定することで、入力した引数のみを取り出すこともできます。引数の値は、3つ目の要素になるので、要素番号は2になります。

app.js
console.log(process.argv[2])

ファイルを実行すると、引数の"hello"のみが表示されます

ターミナル
node app.js hello

hello

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