はじめに
webアプリケーションの実装について、ビュー(画面側)のコードには環境毎に独自の構文を埋め込むことで、webページを動的に生成する機能があります。
しかしこの構文が環境によって微妙に異なります。
いままで色々な環境での開発を経験する中で頭の中がごちゃごちゃになりそうなので、一度種類ごとに構文をまとめてみます。
1.JSP(Java系各種フレームワーク、サーブレット)
jspFile.jsp
<!-- 変数の値表示 -->
<%=(変数) %>
<!-- 処理記載 -->
<% (処理をここに書く) %>
<!-- ディレクティブ(JSPの設定) -->
<%@ (文をここに書く) %>
<!-- コメント -->
<%-- コメント文字列... --%>
<% /** コメント文字列... **/ %>
<!-- EL式 -->
${式}
2.Razor = .cshtml(ASP.net系)
razorFile.cshtml
<!--変数の値表示-->@変数<!--処理記載-->@{(処理をここに書く)}<!--処理記載の中に、そのままHTML出力したい文字を入れる-->@{<text>そのままHTML出力したい文字</text>}@:そのままHTML出力したい文字<!--名前空間のインポート-->@using名前空間<!--コメント-->@*コメント文字列...*@<%/* コメント文字列... */%><%// コメント文字列 %>
3.EJS(node.js系)
elsFile.ejs
<!-- 変数の値表示 -->
<%=(変数) %>
<!-- 変数の値表示(変数のエスケープをしない場合) -->
<%-(変数) %>
<!-- 処理記載 -->
<% (処理をここに書く) %>
<!-- コメント -->
<%# %>
上記の共通事項
- ここであげた方法でコメントを書くと、出力されるHTMLにそのコメントは出力されません。
- いずれも画面側のファイル単体では正しい画面表示ができません。ファイルはフレームワークのプロジェクト内に入れましょう。