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Channel: Node.jsタグが付けられた新着記事 - Qiita
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Auth0でログインユーザーのロール(Roles)を元にハンドリングするRulesを書いてみた

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Auth0でログインしたユーザーによって処理を変えたいときに、Rulesというログイン時に任意スクリプトを実行してハンドリングさせる機能があります。

参考: 「Auth0」のRulesが便利機能だった!! / 『「Auth0」で作る!認証付きシングルページアプリケーション』でAuth0をさわってみた

今回は、 ユーザーのロールを元にハンドリングをする処理を書いてみます

このRulesはNode.jsで記述するFaaS的なものになっているので、公式サンプルには無いものも比較的カスタマイズしやすそうです。

例: whitelist - 特定のメールアドレスの人を通す

公式サンプルです。こんな雰囲気。

function(user,context,callback){// Access should only be granted to verified users.if(!user.email||!user.email_verified){returncallback(newUnauthorizedError('Access denied.'));}constwhitelist=['user1@example.com','user2@example.com'];//authorized usersconstuserHasAccess=whitelist.some(function(email){returnemail===user.email;});if(!userHasAccess){returncallback(newUnauthorizedError('Access denied.'));}callback(null,user,context);}

ユーザーのロールを元に判定

ここで、ユーザーのロールを見て、特定のロールの人は通して、それ以外は除外するといった処理を追加してみます。

HTTPモジュールのRequestが利用できるのでRequestの使い方を調べつつ書いてみました。

参考: Node.jsのrequestモジュールを使ってHTTPSでPOSTリクエストを行う

Enpty Rulesを選んで以下をコピペで使えると思います。

また、settingsの箇所でtokenなどの値を設定することができます。
RulesのNode.js側からはconfiguration.キー名って形で取得できます。

キャプチャだとtokenというキー名にしたのでconfiguration.tokenでNode.js側で呼び出せます。

function(user,context,callback){console.log(context,user,user.identities[0].access_token);// Access should only be granted to verified users.if(!user.email||!user.email_verified){returncallback(newUnauthorizedError('Access denied.'));}consttoken=configuration.token;//Auth0のAPIのアクセストークン (Settingsで指定したもの)constoptions={url:`https://xxxxxx.auth0.com/api/v2/users/${user.user_id}/roles`,method:'GET',headers:{'Authorization':`Bearer ${token}`},json:true,};request(options,(err,response,body)=>{//許可するロール名    constwhiteList=['role1','role2'];constuserRoles=body.map(item=>item.name);constuserHasAccess=userRoles.some(value=>whiteList.includes(value));if(!userHasAccess){returncallback(newUnauthorizedError('Access denied.'));}callback(null,user,context);});}

ホワイトリストの配列のチェックをさせてますが、.some()便利ですね。

所感

Node.jsなので割と色々と任意の処理をさせることができそうですね。

Rules内でnpm上の外部モジュールは使えるのかとか色々気になります。

個人的にはaxiosが使えると便利なんだけどなぁと思いつつまた次回にしたいと思います。

まだまだAuth0の使えてない機能がいっぱいあるので試していきたいです。


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