Quantcast
Channel: Node.jsタグが付けられた新着記事 - Qiita
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8691

Visual Studio Code で GAS のコードを編集する環境を作ってみた(Windowsだよ)

$
0
0

はじめに

なにやら世の中には「VSCode」という素晴らしいものがあることを今更知った。orz
なんだか、TypeScriptで書けて、JavaScriptに変換までしてくれるらしいのですが!?
GASでこういう↓ものを作成したので、だったら「VSCode」で書けないのかしらん?
スプレッドシートをDB代わりにGASのWebアプリを作成しデータ更新させてみた。Vue版 その1~~
ということで調べ、まとめてみました。
「間違ってるぞ。」「動かないぞ。」というときは優しくご指摘くださいm(_'_)m

参考にさせていただいたサイト

【Google Apps Script】claspを使ってローカル環境で開発する
  こちら↑を見ればできます。

わからないこと

  1. Googleのアカウントを複数持っていた場合の挙動

インストールと設定手順

No対象設定方法
1VSCodeこちらからWindows用インストーラをダウンロードしてexeを起動する。インストール後、VSCodeは閉じておく(念のため)
2Node.jsこちらからWindows Installerを選択してダウンロード。msiファイルを実行する。
3claspコマンドプロンプトを管理者で起動する。
「npm install @google/clasp -g」を実行する。
4GoogleAPIGoogleに任意のアカウントでログインしておきます。
そして、こちらでAPIをオンに変更します。

これで下準備は完了です。

まっさらでVSCodeから始める場合

※スプレッドシートの作成から・・・

Noやること
1ローカルパソコンでソースなどを保存する用のフォルダを作成しておく。
フォルダの名称でスプレッドシートのファイル名が作成されるようなので、ちょっと注意。
2VSCodeを起動する。
3VSCode内で、ファイル>フォルダを開く で上記のフォルダを開く。
4ターミナル>ターミナルを開く でターミナルを表示する。
5ターミナルに、「clasp login」と入力しエンター。
6ブラウザが開きアカウント選択⇒スマホに連絡が来たので許可などする。
7ブラウザを閉じてVSCodeに戻る
8ターミナルに「clasp create --rootDir ./src」と入力し、エンター。
9上下キーでsheetsを選択⇒エンター。
10すると、vsCodeで選択していたフォルダの名前でスプレッドシートのファイルが作成される。
11左側の階層で「src」で右クリックをして「New File」を選択する。
12ファイル名は、なんでもいいが、拡張子は「.ts」にする。
13作成したファイルにfunction test() {
console.log('test')
}
と書いてみる。
14ターミナルに「clasp push」と入力しエンター。
するとGAS側に反映される。
15ターミナルに「clasp open」と入力しエンター。
するとブラウザが起動しスクリプトのエディタ画面が表示され、上記のソースが確認できる。
16確認できない場合は、F5を押すなりしてリフレッシュさせると更新が確認できるはず。

※「.ts」が「.gs」になったりと臨機応変にやってくれているようです。

GASは存在していてVSCodeでこれから書いてみようとする場合

Noやること
1ローカルパソコンでソースなどを保存する用のフォルダを作成しておく。
2VSCodeを起動する。
3VSCode内で、ファイル>フォルダを開く で上記のフォルダを開く。
4ターミナル>ターミナルを開く でターミナルを表示する。
5ブラウザを開き、Googleにログインする。
6GASのあるスプレッドシートを開く。
7ファイル>プロジェクトのプロパティ から、「スクリプトID」をメモる(コピる)
8VSCodeに戻る。
9ターミナルに「clasp clone xxxxxxxxxxxxxxx」と入力しエンター。
「xxxxxxxx」は前の「スクリプトID」を入力する。
10すると、ファイル類が出来上がる。
11※しかし、新規に作成したような「src」フォルダは作成されない。

そのあとの使い方(たぶん共通)

やること
その後は、Loginしなくても、スクリプトIDは入れなくても以降の処理はできる。
ターミナルに「clasp pull」と入力しエンターでGAS側から引っ張ってこれる。
ブラウザ側でのファイルのrenameは、vscodeでpullすると新しいファイルとして認識される模様。
vscode側でのファイルのrename後に、vscodeでpushするとファイル名が変わったように認識される模様。(※delete⇒insertなのかぁ)
ターミナルで「npm init --y」
「npm i @types/google-apps-script --save-dev」を実行しておくと便利らしい。

拡張機能を入れると便利

VSCode に必ず入れておきたい拡張機能
  簡単に拡張できてすごく便利ですね

入れてみました。
image.png

感想

プッシュする際に毎回「clasp push」と打つのが面倒に感じますね。
十字キーを使えばいいんでしょうが、なんかそれも何度もだと面倒に感じて・・・
ボタンがあったらうれしいのになぁ。

でも、見やすくなっていい感じ。

でわでわ。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 8691

Trending Articles