皆さん、学習するとき、開発をするとき、ローカルで確認を行うときの環境構築はどうされていますか?
恐らくMacを所有している方が多くDockerを使われている方が多いと思います。
自分が現在、所有しているはHPのSPECTRE X360 13、Windows 10 Homeです。Windows 10 Homeなのです。
ラップトップと言っても非力というほどではありませんがVagrantを立ち上げている間、かなりファンが回り気になります。
それに決して速いとは言えません。さらに現時点ではまだWSL2とDocker for WSLは正式リリースされていません。
ではどうするか?
https://laragon.org/
Laragonです。
Windows向けのAMP環境構築ソフトで
PHP、Node.js、Python、Java、Go、Rubyをサポートし、
ApacheとNginxのどちらを使用するかを切り替えることができます。
では早速、インストールを行っていきましょう。
1. インストール
https://github.com/leokhoa/laragon/releases
Githubから最新版を落としてきましょう。
環境構築の経験がない、初学者の方はlaragon-full.exeを選んでいきましょう。
以後はこれをベースに進めます。
インストール先は拘りがなければわかりやすいようデフォルトのC:\Laragonにしておきます。
VSCode等を使用する際は"Sublime Text & Terminalを追加する"のチェックが外れた状態にしておきます。
ちなみにNotepad++、WinSCP、Putty、HeidiSQL Portable等がインストールされるのでこの1回のインストールだけで開発が出来るようになります。
2. 起動
では起動してみましょう。
このスクリーンショットでPHP7.4になっているのは自身で後から追加ができるためです。
"ウェブ"を押すとホスト名を"localhost"ポート番号を8080で設定しているので
"http://localhost:8080/"
の形でブラウザが開きます。
"データベース"でHeidiSQL
"ターミナル"でCmderを起動します。
"ルート"は設定されたルートフォルダを表示します。"ウェブ"で表示される場所も同じものになります。
設定は右上にの歯車マークから表示できる設定で行います。
3. バージョンの追加
今回はPHPを例に紹介します。
https://windows.php.net/download/
から使用するものをダウンロードしてきます。
フォルダを解凍後、
C:\laragon\bin\php\へ追加します。
PythonであればC:\laragon\bin\python\のようになります。
追加後に使用するバージョンを左上のメニューから選択します。
ここから起動時に使用する言語やバージョン等を切り替えることが出来ます。
4.ガンガン使いましょう!
Macには現時点で対応していませんし、万能とまではいかないまでも
軽く使いやすいので空いた時間でサクッと作業を行うのに役立ちます。
OSがWindows 10 Homeで開発環境で悩んでいる方に特にオススメです。